やけどをしたら 火傷
2018年11月22日
こんにちは。
葛西エリアで小児科・内科・外科を行っている、まなべファミリークリニックです。
毎日の生活の中でよく起こるのがやけどです。
今回はやけどについてお話いたします。
■やけどって何?
やけどは医学用語では「熱傷」といいます。
熱によって皮膚や粘膜に起こるトラブルのことです。
ヤカンや鍋、お湯、暑い飲み物など高温のものに触れた場合は、短時間であっという間にやけどが起こります。
一方で44~50度くらいの温度でも長時間触れ続けていると「低温やけど」というやけどを起こすことがあります。
■浅いやけどと深いやけど
やけどの深さはⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3段階に分かれています。
Ⅱ度は深さによってさらに2つに分けられます。
〇Ⅰ度
皮膚に赤字が出る程度。
薬を塗ることでほぼ跡を残すことなく治せます。
〇Ⅱ度
水ぶくれができ、ヒリヒリと痛みます。
水ぶくれができたら必ず病院で診てもらいましょう。
やけどの深さによって次の2つに分けられます。
・浅いⅡ度
薄赤くなり、強い痛みを感じます。
・深いⅡ度
やけどは白っぽくなり、痛みを感じる神経もやけどを負うため痛みは軽めです。
やけどをした箇所や状態によっては後遺症が残ることがあります。
〇Ⅲ度
いちばん深いやけどです。
皮ふに血の気がなくなり白くなったり、炭のように皮膚が黒ずみます。
痛みを感じる神経にまでやけどが達するため、痛みはかえって感じません。
後遺症が残ることがあり、場合によっては手術も必要となります。
■やけどの応急処置
やけどをしたら、すぐに水道水を流しながらやけどした場所を冷やしましょう。
やけどした範囲が広い場合は、シャワーを使うと冷やしやすいです。
水で冷やす時間は、やけどが浅ければ5分以上、深ければ30分ほどを目安にします。
ただし、お子さまやご高齢の方が長時間体を冷やすと低体温になることがあるので、ご注意ください。
なお、ズボンやストッキングごしにやけどをしていたら、病院に行くまで脱がさずにそのまま冷やします。ただし、指や手をやけどすると指が腫れてきやすいため、指輪ははずしておくと安心です。
また、水ぶくれはなるべく破かず病院に向かいましょう。
■民間療法は避けましょう
昔はやけどに味噌やアロエを塗っていましたが、治りがよくなることはなく、かえって痕が残ったり傷口が炎症を起こすことがあります。
やけどをしたらまず流水で冷やし、病院で診てもらいましょう。やけどをしたらまず冷やし、お電話の上ご来院ください。
まなべファミリークリニック
名称 |
まなべファミリークリニック |
院長 |
眞鍋 重人 |
住所 |
〒134-0085 東京都江戸川区南葛西6-12-7 |
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URL |
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診療内容 |
一般内科・小児科・一般外科・小児外科・予防接種・アレルギー科など |
概要 |
葛西、葛西臨海公園付近で内科、外科診療、小児科、小児外科、予防接種のクリニックなら、まなべファミリークリニック。JR京葉線、武蔵野線、葛西臨海公園駅、東京メトロ葛西駅付近の土曜も診療しているとても通いやすいクリニックです。 |