インフルエンザA
2022年6月2日
かなり久しぶりに、インフルエンザA型の診断に至った患者さんを診察しました。
インフルエンザはCOVID-19とは感染症法の区分が異なるため、実際に何例発生しているかは分かりません。
定点観測といって、決められた場所で診断した症例のみが公表されることになっています。現場感覚として、流行している印象はありませんが、COVID-19流行に隠れて、
診断されずに治癒している方もいるのではと想像します。高熱が遷延し、PCR等が陰性のかぜ症状がある方には、やはりインフルエンザは忘れてはいけないと、改めて感じた次第です。
今年はオーストラリアでもインフルエンザ患者数が増加していますので、南半球との交流が次第ですが、日本でもある程度インフルエンザの患者さんが増えてくると予想されます。