インフルエンザ、今週中にも全国的に流行入り
2018年12月7日
「日経メディカル」以下の記事がありましたので、載せておきます。
各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月2日までの1週間(第48週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4599人となり、定点当たりで0.93人と流行の目安となる1人に迫った。薬局サーベイランスなどの先行指標は12月3日以降も患者数が増えてることから、今週中にも全国的に流行期入りとなりそうだ。
今シーズンの患者数は、同時期で比較すると、A/H1N1pdm2009が季節化した2011年以降の8年間で4番目の多さとなっている。
速報値によると、都道府県別では和歌山県が2.57人で最も多く、香川県が2.06人、三重県が1.82人、奈良県が1.78人、青森県が1.71人で続く。愛知県が1.40人、大阪府も1.25人、北海道も1.21人で、既に15道府県が流行の目安を超えた。東京都も0.94人と流行の目安に迫っている。
流行ウイルスはAH1pdm09が72.6%
国立感染症研究所の週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数(12月5日時点)を見ると、流行ウイルスはAH1pdm09が72.6%で主流となっている。A/H3N2が24.5%で、B型の山形系統は1.9%、ビクトリア系統が0.5%だった。
引用元
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201812/558939.html?myselect=20181207