おしっこ失敗
2018年11月19日
簡単にいうと、小学校に入っても夜のおしっこを失敗してしまうお子さんは、いわゆる「夜尿症」といいます。
夜尿症の患者さんの数は喘息と同じくらいの患者数といわれていますが、大半の患者さんが治療を受けずにいるのが現状です。
命に関わらないことが一番大きな要因のようですが、成長過程のお子さんにとって大きなストレスであり、将来の自信を損なう原因であることが分かっています。
また、アレルギー性鼻炎患児の5人に1人が夜尿症を合併しているという報告もあります。秋の花粉シーズンであり、気になる方はお声をかけてください。
治療には、生活習慣の改善と並行して、ミニリンメルトOD錠という使いやすい内服のお薬があります。水なしで服用可能です。
夜尿症かなと思ったらまずご相談ください。
■おねしょ卒業!プロジェクト保護者・お子さま向けサイト
http://onesho.com/patient/
■夜尿症学会理事の昭和大学藤が丘病院 小児科 准教授 池田 裕一先生からの生活指導の注意点をまとめたサイトがありますのでご紹介致します。
http://www.pee-trouble.com/onesho/02/